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砂粒状の糞とその排出口

砂粒状の糞とその排出口

アメリカカンザイシロアリは他のカンザイシロアリ同様、砂粒状(顆粒状)の糞を外部に排出します。この糞が、カンザイシロアリの被害発見の手がかりになることが一番多いのです。
屋根裏、床下、軒下や家の外周りなどに盛り塩のように積もっていれば、本種の糞である可能性が高いです。

糞らしきものを見つけたら、注意深くルーペで観察しましょう。
一番長い部分が0.7~0.9mm程で俵状をしていれば、カンザイシロアリの可能性が高いです。
落翅虫が侵入して間もないうちは、糞を出さず、木屑のみを排出します。
この木屑も特徴があるので羽アリの痕跡などと合わせて調査しましょう。
【落翅虫とは?→】

砂粒状の糞とその排出口

建物外部の窓枠に堆積した糞

糞の特徴

  • 大きさは0.7~0.9mm程(一番長い部分、写真参照)
  • パラパラと非常に乾燥している
  • とても硬く、爪で圧してもつぶれない
  • 掃除をしてもまた同じ場所に排出される。
  • 形が一定で俵状、またはゴマ粒に縦に筋がはいっているような形。(写真参照)

糞の拡大図(目盛りは1mm)糞の拡大図(目盛りは1mm)

糞の排出口を見つける

アメリカカンザイシロアリは、砂粒状の糞を排出するために、排出口(虫孔ともいいます)を利用します。排出口の大きさは1ミリ程度のものは画鋲で穴をあけたようなものから、5ミリ程度で糞などで塗り固めてあるもの(※)まで様々です。

実際は、かなり注意してみないと専門家でも見落としが出るくらい、見つけにくい穴です。初めてみた人はこれが画鋲の穴にしか見えません。確かに専門家でもこの穴を一つ見ただけでは判断できないこともあるのですが、糞で塞いである穴や周辺の状況を見てある程度の判断はできます。ただ、初期の状態で見つけることは相当難しいです。

※比較的大きな排出口はカンザイシロアリの糞や分泌物で固めて塞がれていることが多いです。おそらく内部の水分の蒸発を防ぐためのものであると思われます。

糞の排出口を見つけることができれば、その周辺にカンザイシロアリが生息していることはほぼ確実です。

糞で塞がれた排出口 糞で塞がれた排出口

初期の排出口(矢印先) 初期の排出口(矢印先)